INTA資料館ナチュセラペディア・情報データベース サンプル


ナチュセラペディアには、エッセンシャルオイル(精油)、キャリアオイル、クレイなど基材についてのデータベースが用意されています。精度の高い検索機能付き。

例:ラベンダー精油

ラベンダー

学名:Lavandula angustifolia
科名:シソ科
抽出方法:水蒸気蒸留法


成分分析表

成分の種類 成分名 含有率
モノテルペンアルコール モノテルペンアルコール 35.1%
エステル 酢酸リナリル 31.4%
モノテルペン炭化水素 cis-β-オシメン 6.3%
脂肪族アルコール オクタノン3 2.9%
エステル 酢酸ラバンジュリル 2.2%
モノテルペン炭化水素 トランス-β-オシメン 1.1%
モノテルペンアルコール ラバンジュロール 0.9%
酸化物 1.8 シネオール 0.5%
モノテルペンアルコール α-テルピネオール 0.5%
モノテルペン炭化水素 リモネン 0.4%
ケトン カンファー 0.3%
モノテルペン炭化水素 β-フェランドレン 0.2%

(情報提供:E-Conception)


ご存知、薄紫色のラベンダーの花から抽出されたオイル。精神的なバランスを保つ優れた効果があるため、リラクゼーション用として古くから親しまれています。痛みの緩和、女性特有のトラブル(生理痛、更年期障害)、風邪、抗炎症、スキンケアなど、広い用途で利用されています。成分的にもバランスがよく、皮膚経由での浸透がよいため、よくマッサージ用ブレンドに加えて利用されます。


呼吸器系への作用

気管支炎、カタル、風邪、喉頭炎に。喘息など、神経を原因とする呼吸器系のトラブル一般に役立てられます。ラベンダーの香りはリラックスさせ、呼吸を楽にします。

筋肉・骨格系への作用

筋肉の痙攣、捻挫に。ラベンダーはリウマチ痛や、慢性のリウマチにも利用されます。

循環器系への作用

心臓の強壮剤。ラベンダーは血液を流動化させ、高血圧調整、動悸を和らげます。リンパの流れ促進し、水分滞留にも効果が見られるようです。

免疫系への作用

インフルエンザ、ウイルスによる感染症に。

消化器系への作用

肝臓の循環をよくし、胆汁の生成を促進するそうです。吐き気、せん痛、歯痛に有用とされます。

内分泌系・生殖器系への作用

ラベンダーは分娩時の痛みを和らげ、分娩時間を短縮するといわれます。少量月経、月経痛を改善する他膀胱炎、白帯下にも効果があるようです。

神経・心への作用

ラベンダーの香りは脳と中枢神経に働き、頭痛や神経緊張、疲労、パニック、うつ、情緒不安定、怒りなどを緩和するそうです。 お風呂、ポットも効果的ですが、更に睡眠時にオイルを数滴したためたハンカチを枕元に置いておくのが、伝統的な不眠解消法だそうです。あまり量を多くたらすと、逆効果になって眠れなくなるので要注意。

スキンケアに

すべての肌質に使えます。やけどした直後に原液を患部に塗っておくと、すぐに赤みも痛みもひき、キレイに治ります。殺菌効果、瘢痕形成作用もありますから、感染症の防止や外傷、ニキビ、湿疹、挫傷、毛細血管の決壊、腫瘍などにも役立ちます。


ラベンダーの種類

ラベンダーオイルにはトゥルー、スパイク、ハイブリッド(通称ラバンジン)など品種の異なる植物から抽出されたオイルがあります。

一般名称 学名 特徴
LAVENDER HYBRID ORGANIC Lavendula x hybrid 別名ラバンジン。下記2品種の掛け合わせにより開発された新種。不眠には定評あり。カンファーの含有量高め。
LAVENDER SPIKE WILD Lavendula spica カンファー含有率が高いので、よりハーバルでシャープな香り。傷、虫さされ、筋肉痛等に活用されるが、 痙攣を起こしやすい人は注意が必要。日常のスキンケアにはごく低濃度で。
LAVENDER TRUE Lavendula agustifolia = L.officinalis 汎用性、安全性の面からもより一般的な万能型ラベンダー。スキンケアはもちろん、呼吸器系、筋肉、循環器系、 消化器系、生殖器系のトラブルにも効果あり。「ラベンダートゥルー オーストラリア」はタスマニア島で収穫されるラベンダーを抽出したもの。
LAVENDER ALPINE WILD Lavendula agustifolia = L.officinalis トゥルーラベンダーと同種だが、フランスの海抜の高いところで野生に育生するラベンダーから抽出したオイル。 より繊細な香りで、特に精神的な効果を狙う場合に向く。

 

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